1997-04-03 ◆<星>ORC、独自商標の120MB-FDD製造 【シンガポール】大容量フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)の地場開発業者ORコンピューター・システム(ORC)は今年第3四半期からシンガポールで独自商標の120MB(メガ・バイト)FDDの量産を開始する。 ORCのスティーブン・ラム重役(MD)が最近閉幕したハノーバーにおけるCeBIT97の会場で語ったところによると、当面月間20万台を製造、またマレーシアか中国に月産30万~50万台の第2工場を設ける計画だ。 同社のドライブのユニークさは、1.44MBの通常のフロッピー・ディスクも使用できること。他社のドライブはまだダウンワードの互換性を提供しておらず、同社の新製品は新たなスタンダードになるものと見られる。 ORCの製品は現在コンパック・コンピューターや他のPC(パソコン)メーカーにより取り入れられており、製造はパナソニックと三菱電機が日本とタイで引き受けている。両社合わせて月間30万~40万台を製造しており、生産量は急速に拡大している。また研究開発(R&D)は米国で手がけられている。 ORCは1年半前に系列会社ORテクノロジーを米国に設立したが、コロラド州ボウルダーのR&D施設には約50人のエンジニアが勤務している。同センターでは新型のバージョン3ドライブの試験生産が行われている。2カ月前に機関投資家から1000万米ドルを調達、R&Dに注ぎ込んだが、新技術はまだ同社に利益をもたらしていないと言う。(BT:4/2)