SEAnews 1997-04-11 ArtNo.10089

【クチン】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場企業Ｂ.Ｉ.ＧインダストリーズBhdは900万Ｍドルを投じ、クチンに酸素／ニトロジェン製造工場を建設中で、3カ月以内に試運転を開始する。
ＢＩＧのスタンレイ・ラウ重役(ED)によると、新工場は毎時1390立米のガスを製造でき、ビントゥルの既存施設の7倍となる。同社は目下サラワク州の病院に医療用ガスを供給している他、ラブアン島のサバ・シップヤードとも5年間のガス納入契約を結んでいる。ＢＩＧはまた食品／野菜業界向けの炭酸ガス工場を経営、ミリには別に酸素工場も有する。
一方、ＢＩＧの親会社で、サバ州コタキナバルで生コンの製造・供給を手がけるユニミックスSdn Bhdは、ビントゥルに250万Ｍドルを投じて新たな生コン工場を建設する。生産能力毎時6万5000立米の新工場は4～5カ月で完成する。タワウにおける工場の建設も計画されているが、その時期は目下進められている複数の生コン納入交渉の進捗如何にかかっている。同社は現在4つの生コン工場を擁し、合計生産能力は毎時25万立米。この他ＢＩＧが51％出資するハイパー・ビクトリーSdn Bhdは先月から採石場の経営を開始したと言う。(STAR:4/10)