SEAnews 1995-03-27 ArtNo.1009

【シンガポール】シンガポール・テレコムは香港企業ワーフ・コミュニケーションズ・インベストメンツ及び米国の機材サプライヤーQualcommと、香港におけるセル式電話のライセンス入札に応募した。
同入札は6つの移動体電話サービス免許の1つを争うもので、香港テレコム自身も応札、ライセンスは今年8月に発行される。落札者は欧州で開発されたＤＣＳ1800、米国のＴＤＭＡもしくはＣＤＭＡラジオ・テクノロジーのいずれかをベースとしたパーソナル・コミュニケーション・サービスを構築する。例えばＤＣＳ1800の場合、ＧＳＭスタンダードに比べ3倍のスピードを有し、より多くのラジオ・チャネルとサブスクライバーを許容できる。シンガポール・テレコムは国内でも今年末の完成を目指して、この種のシステムに7000万Ｓドルを投資、カナダのノーザン・テレコムに機材を発注している。テレコムは目下欧州／アジアでこの種のプロジェクトに積極的に参入を図っている。(BT,BD:3/25)