SEAnews 1995-03-28 ArtNo.1026

【シンガポール】ウオルト・ディズニー・カンパニーは26日、ジョージ・ヨー情報芸術相の主宰でロヤンに設けられた同社初の国際衛星放送センターの開所式を催した。
ウオルト・ディズニー・テレビジョン(ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ)Pte Ltd(WDTS)は総工費1000万米ドル(S$1420万)の同センターを通じてアジア各国の視聴者向けにディズニー・ファミリー・プログラムの24時間放送を行う他、プロダクション、ポスト・プロダクション、創作、衛星中継等の総合的なプログラミング活動を手掛ける。台湾のディズニー・チャンネンルが先ず最初にシンガポールを通じてアプスター1衛星にリンクされる。またシンガポール・ケーブル・ビジョン(SCV)との交渉が妥結すれば、ＳＣＶのサービスにもウオルト・ディズニー・チャンネルが設けられるものと見られる。シンガポール放送事業局(SBA)は26日、ＷＤＴＳに衛星放送免許を発行したと発表したが、ＷＤＴＳはこれ以前にシンガポール電信局(TAS)からも関係ライセンスを認められている。(ST,BT:3/27)