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1997-05-10 ArtNo.10432
◆＜星＞ガラス産業、向こう２年も年率１０％の成長維持
【シンガポール】シンガポールのガラス産業は過去10年5～10％の安定した成長を遂げてきたが、今年と来年も10％近い成長が見込める。
シンガポール・ガラス商ガラス職人協会の顔志雄会長によれば、国内ガラス産業の成長はアジア太平洋地域の他の国ほど速くないものの、域内市場の需要や国内の公共民間建設需要に支えられ、今後も安定成長が見込める。
Verre Actualiteの調査報告によれば、日本を除くアジアのガラス市場は1983年以来、年率20％の成長を遂げており、日本を含めたそれも6％に達する。アジア太平洋地域における板ガラス需要の90％は建設／自動車業界からのもので、向こう2、3年の年間建設需要は1兆1570億米ドル、ＡＳＥＡＮだけで545億米ドルが見込まれる。また自動車生産台数は今年の844万台から2002年の1300万台に拡大が見込まれている。
こうした中でシンガポールのガラス業界は来年3月17－19日にワールド・トレード・センターの展示ホール3Ａで、グラステック・アジア1998を開催する。同展には欧米日本等18カ国のガラス関連企業100社以上が出展、約4500人のビジネス・ビジターが見込まれると言う。(LZ:5/9)
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