SEAnews 1997-05-31 ArtNo.10693

【クチン】クアラルンプル証取二部上場のＢ.Ｉ.Ｇ.インダストリーズBhd(BIG)は、サザン・インダストリアル・ガスSdn Bhd(SIG)と合弁で所有するジョホール・バルの工業ガス工場の売上げが、1998年度には1600万～1800万Ｍドルに達するものと見ている。
ＢＩＧのハジ・モハド・アミン・サテム会長が29日の年次／特別総会後語ったところによると、同社は最近ＳＩＧの35％の権益を買収した。目下試運転中の1200万ＭドルのＪＢ工場は、毎時アセチレン100立米、炭酸ガス285キログラムを製造する能力を有し、酸素の再充填サービスも手がける。今年度売上げは700万～800万Ｍドルと期待される。
ＢＩＧが独自に900万Ｍドルを投じてクチンに建設中の酸素／ニトロジェン工場は2カ月以内に試運転を開始する。同社は同様の工場をビントゥルに保有、サラワク州内の病院に酸素を供給している。
ＢＩＧはバクン・ダム事業に対する工業ガス／溶接機器／建材のサプライヤーとして登録されており、目下納入交渉を続けている。
完全出資子会社のUni-Mix Sdn Bhdはコタキナバルに4つ、ラブアンに1つ、生コン工場を設けている。同社は既存プラントの拡張とともに、年内にサバ州に新たに2つの工場を建設する計画だ。同社の昨年の営業額は前年の1471万Ｍドルから2448万Ｍドルに拡大した。
この日の総会では授権資本を2000万Ｍドルから1億Ｍドルに拡大することが認められた。(STAR:5/30)