SEAnews 1997-07-21 ArtNo.11321

【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)上場を予定するチュアン・ファット・リソーシズBhd(CHRB)は、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを獲得したマクロワールドSdn Bhdの30％の権益買収を目指している。
ＣＨＲＢのマーク・リム重役(副MD)が18日催された公募抽選会後語ったところによると、上場に伴い、ＣＨＲＢの業務は、1）情報技術(IT)、2）鋼材／建材、3）建設の3部門に整理統合される。
マクロワールド権益の買収は向こう数ヶ月間に完了し、マクロワールドの払込資本は現在の50万Ｍドルから80万Ｍドルに拡大する。マクロワールドは来年マレーシアで開催されるコモンウェルズ・ゲーム用ＣＤ－ＲＯＭをSukma Gamesに納入する。
ＣＨＲＢは現在生産したディスケットの80％を欧州とオーストラリアに輸出しているが、国内市場向けを全体の40％に、即ち月間60万枚に拡大する。目下国内市場規模は月間100万枚と見積もられる。
ＣＨＲＢは高付加価値の鋼材／建材を製造するため、複数の海外パートナーと協議を進めている。同社の1992年の売り上げは1億3000万Ｍドルだったが、1997年のそれは4億Ｍドルが見込まれている。
ＣＨＲＢは額面1Ｍドルの689万株を1株4Ｍドルで公開、内89万7000株は同社職員のために、また37万株を既存ブミプトラ株主のために留保、残りの562万3000株を公募した。応募は、一般公募分が21倍、ブミプトラ公募分が26.83倍だった。(STAR:7/19)