SEAnews 1997-08-30 ArtNo.11833

【クアラルンプル】ジョホール州スリ・アラムに総コスト10億Ｍドルのテーマ・パークを開発中のAgarta Universe Sdn Bhd(AUSB)は、スポンサーシップを通じて3億米ドルを調達する計画だ。
ＡＵＳＢのリナルド・ロマニ重役(CEO)が28日催された米国拠点のインターナショナル・マネージメント・グループ(IMG)との、パートナーシップ及びスポナサーシップ協定調印式の席上語ったところによればば、同社はこれまでに払込資本3億Ｍドルを含め3億2400万Ｍドルの投資を約束している。この日の契約の下、ＩＭＧは1991年初の完成が目指される同プロジェクトに5％を出資するとともに、独占的にマーケッティングを引き受ける。
Agarta Universeテーマパークは115ｈａの土地に設けられ、屋内アトラクションのKimerixs、屋外アトラクションのKimerantsの他、チルドレン・アトラクション、ライブショー、カルチュラル・ショー、バーチャル・リアリティー等が企画され、初年度に600万人の入場が見込まれている。
ＩＭＧは27カ国に72オフィスを展開、2000人を雇用するスポーツ／娯楽プロジェクトのマーケッティング会社で、独立系では世界最大規模を誇るスポーツ・プログラムのプロデューサー兼テレビジョン会社のトランス・ワールド・インターナショナルを傘下に有する。アジアにはマレーシアを含め17オフィスを展開、最近はクアラルンプル・シティー・センターのペトロナス・ツイン・タワーに設けられたペトロナス・フィルハーモニック・ホールの管理／コンサルタント契約も獲得した。(STAR:8/29)