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1997-11-11 ArtNo.12752
◆＜星＞カナダの会計人事管理ソフト会社、アジア売上倍増予想
【シンガポール】トロント証取上場の指導的な会計／人事管理ソフトウェア開発会社Geac Computerは通貨危機にも関わらず1998年4月期のアジア営業額が2倍に拡大するものと見ている。
Geac Computers Asiaのリョン・ユーポー重役(MD)が先週記者会見したところによれば、同社は金融サービス、公共部門、製造業、ホスピタリティー業界にそのソフトウェア製品を提供している。Geacはこれまでアジア市場にほとんど関与してこなかったが、1996年11月に、10年以上にわたりアジア業務を手がけてきた米国企業Dun & Bradstreet Softwareを買収、アジアに橋頭堡を築いた。目下アジア売上はGeacの世界売上の10％を占めている。同社の世界売上は1997年度の2億7700万米ドルから1998年の5億米ドルに倍増が見込まれている。この内アジア太平洋地域営業額は20％の成長が見込まれ、オーストラリア、ニュージーランド、日本を除くアジア売上の成長率は100％に達する見通しだ。同社がアジアのホスピタリティー市場に参入したのは6カ月前のことだが、現在100社の顧客を擁し、向こう3～5年間にこれを1000社以上に拡大する計画と言う。(BT:11/10)
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