SEAnews 1995-04-18 ArtNo.1289

【クアラルンプル】不動産開発会社サフアン・グループはヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソン市ジャラン・パンタイの100ｈａの埋め立て地に22億Ｍドルを投じ、コタ・インピアン(夢の町)と命名される予定のリゾートを開発する。
サフアン・グループのマトシャ・サフアン会長が16日に催された関係プロジェクトの起工式で語ったところによると、2001年までに4段階に分けてアパート、商業施設、海事博物館、展覧会場、ホテル、ヨット・クラブ、医療施設、国際学校等が設けられる。既に着工されている3億4000万Ｍドルの第1期工事では、2498ユニットのコンドミニアム、フェスティバル・マーケット、250室のホテルが建設され、工事はチュー・ピアオBhdにより請け負われた。最終段階ではウォーター・パークとミニ・ディズニーランドが設けられ、市内の交通機関には公害や騒音の少ないモノレールが用いられる。またそれぞれ橋でリンクされた複数の人工島が設けられ、島の1つには著名な教育機関を誘致して、国際学芸センターが創設される。同リゾート都市は高速道路によりクアラルンプル新国際空港とも20分で結ばれると言う。(NST:4/17)