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1997-12-01 ArtNo.13020
◆＜印度＞シェル／アラムコ、共同でインド石油製品市場開拓
【ニューデリー】世界最大の石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルと世界最大の石油輸出国サウジアラビアのアラムコは、インドの石油製品市場の25％のシェア獲得を目指し、共同作戦を展開する。
シェル・グループのマーク・ムーディー・スチュアート重役(MD)とアラムコのアブダラドＳ.ジュマ重役(CEO)は27日、グジュラル首相と会見し、両社の計画を説明した。
両重役がエコノミック・タイムズ紙に語ったところによると、両社は合弁事業に各25％出資、残りの50％はインド国内及び国外企業のコンソーシアムにオファーする。合弁会社はサウジアラビアから原油を輸入し、製油所、パイプライン、流通網を設け、石油製品を販売する。
両社の戦略提携はサウジアラビアで奏功しており、近く米国でも類似の計画を始動させる。両社は今やアジアに照準を合わせているが、インドは法律的フレームワークも整った大きな潜在市場である。
両氏はグジュラル首相の他、チダンバラム蔵相、ムラソリ・マラン工業相、ジャネシュワル・ミシュラ石油相とも会談、インド政府にパートナーを務めるインド企業の紹介を求めた。両社はインド市場の20～25％のシェアを占めるような地元パートナー(独占ではない)を求めていると言う。(ET:11/29)
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