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1997-12-16 ArtNo.13207
◆<星>シェル世界化学品事業の3大ハブの1つに
【シンガポール】シェルはその化学品ビジネスを再編し、ヒューストン及びロンドンとともに世界の化学品業務を統括する3大ハブの1つをシンガポールに設ける計画だ。
来年1月1日付でシェル・ケミカルズ最高経営責任者(CEO)に就任するエバート・ヘンケス氏によると、同社の石化事業は製品ごとに12グループに分かれているが、9月に発表した事業再編計画に基づく整理統合後、2グループの事業ユニットをシンガポールに設けることが検討されている。他の事業ユニットは米国ヒューストンとロンドンに配置される。各事業グループは、新規投資や投資の引き上げ、研究開発(R&D)、顧客サービスなどの世界戦略を立てる。
シンガポールに配置される事業グループは芳香族化合物とスチレン・モノマーが予定されており、シンガポールはこの2製品に関わる事業の中枢的役割を担うことになる。ヒューストン、ロンドン、シンガポールの3ハブで策定された各事業グループの戦略は世界各地域で実行に移される。シンガポールは現在、シェルのアジア太平洋地域最大の化学品サプライ・センターだが、シンガポール・オフィスは今後、同社総売上の20%を占める中東/アジア太平洋地域のより広い範囲を担当することになる。
事業再構築にともない、同社はこのほど稼働したばかりのスラヤ・ケミカルズ(PCS2の下流プラント)の生産能力を倍増し、世界規模にする計画だが、ヘンケス氏は、アジア通貨危機で投資環境が複雑になったと語る。同氏によれば、1997年以前の環境にもどるには2~3年を要する見通しと言う。(BT:12/15)
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