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1997-12-18 ArtNo.13243
◆＜馬＞サバ・フォーリスト買収で林業／製紙がＰｏｓｉｍの中核に
【クアラルンプル】サバ・フォーリスト・インダストリーズSdn Bhd(SFI)の80％権益買収に伴い、林業／パルプ／製紙事業がライオン・グループ傘下Posim Bhdの中核業務になる。
ポシム会長を務めるライオン・グループのウィリアム・チェン会長が16日催されたポシムの年次／特別総会後語ったところによると、国内最大の印刷／筆記用紙メーカーのＳＦＩは向こう2年間にポシムの利益に最大90％貢献する見通しで、利益の残りの部分は建材ビジネスにより占められる。
ポシムは今年5月に4億6400万ＭドルでＳＦＩの80％権益を買収、残りの20％もサバ州政府から買い取ることで原則的に合意している。ＳＦＩは29万ｈａの森林を所有、その半分以上がまだ伐採されていない。ＳＦＩは今後、木材事業下流部門や再植林事業に力を入れる。
ポシムの建材部門は、国内景気の不振に関わらず、深刻な打撃は受けていない。コンドミニアムやバンガロー等のハイエンド不動産部門の活動は縮小するが、低・中コスト住宅の建設は継続されるため、依然として需要が見込める。マレーシアの状況はタイほど深刻ではなく、国内不動産市場は若干供給が需要を上回った程度と言う。(STAR:12/17)
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