SEAnews 1998-01-06 ArtNo.13347

【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の地場ＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)メーカー、ＩＰＣコープは米国企業バウンドレス・テクノロジーズのネットワーク・コンピューター(NC)、ビューポイントＴＣのアジア太平洋地域における販売を引き受けた。
ＩＰＣ幹部が先週記者会見したところによれば、同社はバウンドレス及びＩＰＣ商標で、その販売を手がける。目下ＩＰＣの顧客の60％はホーム・ユーザーだが、ビューポイントＴＣは主にネットワークとサーバーに依存することから、ターゲットは法人市場で、今後は新製品を武器に法人市場の開拓に一層力を入れる。サーバー上のウィンドウズやユニックス・アプリケーションを操作できるビューポイントＴＣ200の価格は、約750米ドル(S$1325)。オラクル／サンのＮＣスタンダードに準拠したビューポイントＴＣ300も目下最後の調整が進められていると言う。
しかしＩＰＣはビューポイントＴＣの売上目標や法人市場のシェアをどれほど拡大できるか等、具体的な数字は示さなかった。(BT:1/5)