SEAnews 1998-01-14 ArtNo.13461

【ニューデリー】ヒンドスタン・モーターズLtd(HML)は三菱の支援下にカスタム・メードのレディーズ・カーを市場に投入する。
ＨＭＬ幹部によると、小型車市場は遠からず過当競争に陥る見通しだが、レディーズ・カーはインドでは未だかつて誰も手を着けたことのないカテゴリーで、800ＣＣ市場にこだわる必要はなく、Ｚｅｎ市場の一部に食い込むこともできると言う。
一方、ＨＭＬのＣ.Ｋ.ラオ営業担当副社長によると、同社はそれぞれ異なる市場をターゲットとした3モデルを年内に市場に投入する。ランサーはメトロ及び各州都を、アンバッサダーはシティーを、トレッカー／ＲＴＶ(ﾙｰﾗﾙ･ﾄﾗﾝｽﾎﾟｰﾄ･ﾋﾞｰｸﾙ)は農村地区を、それぞれターゲットとしている。ディーラーは好みに応じて、如何なるモデルも選択でき、全てのモデルを手がけることも可能だ。
ＨＭＬはまたＣＮＧ(圧縮天然ガス)バージョンのコンテッサ(ｶﾞｿﾘﾝも可)、1.5／1.8リッターＣＮＧバージョンのアンバッサダーの発売も予定、ランサーについては1.5リッター・ガソリン・バージョンと2リッター・ディーゼル・バージョンが準備されている。今月はアンバッサダーの2リッター・イスズ・ディーゼル・エンジン搭載モデルが売り出されると言う。(IE:1/13)