SEAnews 1998-01-17 ArtNo.13503

【クアラルンプル】マレーシアの昨年11月の工業生産指数は158.7と、前月(165.6)に比べ4.2％下降したが、前年同月(142.5)比では11.4％の上昇を見た。
統計局が15日発表したところによれば、年初11カ月の同指数は155.4と、前年同期(140.2)比10.8上昇した。
年初11カ月には、天然ガス生産が12.8％アップした反面、原油生産は0.6％、錫生産は1.9％、それぞれ下降、この結果鉱業生産指数は2.5％の上昇にとどまった。
製造業生産は主要23部門中21部門がプラス成長を記録、全体として12.6％の指数の伸びを見た。プラスチック製品は最高の54.3％の成長を見、以下非鉄金属基礎工業34.7％、工業化学18.4％、タバコ17.3％、運輸機器15.1％、電機／電器／電気備品14.7％、紙製品12.5％、非金属鉱物製品11.4％、機械／設備を除く金属加工品10.9％、と続く。履き物(ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ/ゴム製品を除く)と木製品は各24.1％と0.8％の落ち込みを見た。
電力生産は1996年1－11月の452億9400万キロワット時から昨年初11カ月の518億8200万キロワット時に上昇、これに伴い電力指数も14.5％アップした。(MBT:1/16)