SEAnews 1998-01-23 ArtNo.13575

【クアラルンプル】光ファイバーの輸出拡大を目指すブライト・パッケージング・インダストリーBhd(BPI)はインドとインドネシア市場の潜在性に注目している。
ＢＰＩのムサ・ヒタム会長が21日催された年次総会後語ったところによると、伝統的事業領域のアルミ・ホイル・ラミネーションや包装ビジネスは堅調で、リセッションに対する抵抗力も強いが、光ファイバー・ビジネスは依然としてなすべきことが多い。光ファイバー製品はほとんど全量が輸出されており、最近はサウジ・アラビア市場への進出も果たした。インドは、光ファイバーがまだ普及していないため、成長の潜在性が大きい。
光ファイバー原料は輸入に依存しているが、製品の大部分を輸出しているため、為替相場の変動に対して自然のヘッジ効果が期待できる。他の製品同様、光ファイバー市場もブランド指向が強く、この点では不利な競争を強いられている。
1997年8月期税引き前利益は、前年度の540万Ｍドルから320万Ｍドルに縮小した。特に光りファイバー・ビジネスは130万Ｍドルの赤字を計上したと言う。(STAR:1/22)