SEAnews 1998-01-26 ArtNo.13610

【チェンナイ】ホンダ・シエル・カーズ・インディアLtd(HSCIL)は23日、近い将来インドで小型車を製造する可能性を否定した。
先週木曜チェンナイで催されたシティーの発表会でＨＳＣＩＬ幹部が語ったところによると、目下の優先課題はシティーの販売で、インドにおける小型車製造の可否は長期的展望に立って判断を下すと言う。
シティーの排気量は1300ＣＣと1500ＣＣで、1.3ＬＸｉ(63万ﾙﾋﾟｰ)、1.3ＥＸｉ(68.3万ﾙﾋﾟｰ)、1.5ＥＸｉ(75.5万ﾙﾋﾟｰ)、1.5ＥＸｉ－Ｓ、1.5ＥＸｉ－Ａ／Ｔの5モデルが売り出されるが、ディーゼル・バージョンの製造計画はなく、販促を目的とした値下げも行わない。1999年3月期年度に2万台の販売を目指す。
これまでにインドにおけるプロジェクトには450クローが投じられ、向こう6－7年間に投資額は850クローに引き上げられる。目下の地元部品使用率は53％で、2、3年内に70％に引き上げる。ノイダ近郊にはスタンピング工場が設けられると言う。(IE:1/24)