SEAnews 1998-02-04 ArtNo.13682

【ペナン】中央政府はペナン州に対して解雇された外国人建設労働者を同州の非製造部門に再就業させる可能性を検討するよう求めているが、ペナン州は目下同提案を前向きに検討している。
ペナン州のキー・パイクチーン行政議員によると、ジョージタウンの歴史的建築物の化粧直しや河川の浚渫、下水溝の清掃等の作業が提供でき、日雇い方式による雇用が可能だ。ペナン州政府は、これらの労働者を特設キャンプに収容するのではなく、再就職先を斡旋するため、専門チームを組織する用意があると言う。
一方、ペナン州観光委員会議長も務めるキー氏によると、昨年12月には内外の旅行者30万人がペナンを訪れ、ホテルは90～100％の客室稼働率を実現した。同州はコンシ(恭喜)ラヤに引き続き、ビジット・ペナン・イヤー1999のプロモーションを開始する。同プロモーション期間にはドリアン・ツアー・パッケージ等を準備、シンガポール、日本、香港等の旅行者誘致に努めると言う。(STAR:2/3)