SEAnews 1998-02-09 ArtNo.13740

【クアラルンプル】ルーサントは、100番目のマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを認められたのを機会に、ルーサント・テクノロジー(M)Sdn Bhdをエンジニアリング及び商業サービスの地域センターとするとともに、付加価値サービス領域や地元への知識移転の面で、ＭＳＣ事業に貢献する方針だ。
ＭＳＣ国際顧問団(IAP)メンバーも務めるルーサントのBen Verwaayen重役(国際事業担当COO)は、6日催されたＭＳＣステータスの授与式の席上、「マレーシアが総力を挙げて進めるＭＳＣに興奮している」と挨拶した。同氏によると、ルーサントはインターネットやイントラネット、リモート・エンジニアリング、リモート・テスティング等のマルチメディア・アプリケーションのヘビー・ユーザーで、ＭＳＣはルーサントのアジア太平洋地域における技術的／商業的活動を拡張する絶好の拠点になる。同社はネットワーク・デザイン、ＧＳＭのテクニカル・サポート、ワイヤレス・アクセス、テクニカル＆セールス・トレーニング方面に豊富な経験を有し、この方面でＭＳＣ事業に貢献できる。
またルーサントのスティブンＳ.コールドウェル副社長(ASEAN担当)によると、同社の地域技術センターは、既に70人以上の地元テレコミュニケーション・エンジニアに訓練を施したと言う。(NST:2/7)