SEAnews 1998-02-16 ArtNo.13826

【シンガポール】ジュロン・タウン公社(JTC)のリム・ネオチアン会長が3月1日付けでチャイナ・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク・デベロプメント・カンパニー(CSSD)とシンガポール・スーチョー・タウンシップ・デベロプメント・カンパニー(SSTD)の最高経営担当重役(CEO)に就任、デービッド・リム氏と交替する。
ＪＴＣと貿易開発局(TDB)の共同声明によれば、蘇州パークのデベロッパー、ＣＳＳＤには、ＳＳＴＤ(65%)とスーチョー・インダストリアル・パーク・カンパニー・オブ・チャイナが共同出資している。
リム・ネオチアン氏は過去2年半にわたりＣＳＳＤとＳＳＴＤの取締役を務め、今年1月にＪＴＣのＣＥＯから会長に昇進したばかり。
前任のデービド・リム氏は1996年3月からＣＳＳＤとＳＳＴＤのＣＥＯを務めてきた。同氏はアルジュニド集団選挙区(GRC)の国会議員も務めている。
昨年12月にはリー・クアンユー上級相が蘇州市当局が開発した蘇州新区のハイテク・パークと蘇州タウンシップの投資誘致競争に対する不満を表明、蘇州パークの開発を巡る蘇州当局との軋轢が初めて公にされた。
ＣＳＳＤの発表によると、今年1月時点の投資約定額は27億米ドルで、既に操業している50社に4000人が就業している。(ST,BT:2/14)