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1998-02-19 ArtNo.13882
◆<印度>プジョーのエンジン製造計画がカルヤン工場存続の鍵に
【ムンバイ】プジョーのTUD5ディーゼル・エンジンが合弁会社PALプジョー、あるいはそのカルヤン工場の存続の鍵になりそうだ。
PALプジョーはプジョー309モデルのガソリン車とディーゼル車を製造するライセンスを保持している。同ライセンスはカルヤン工場の新オーナーに自動的に引き継がれ、インド国内の他の自動車メーカーにTUD5エンジンを供給する新たなビジネス機会を提供する可能性がある。
Maruti Udyog Ltd(MUL)はTUD5エンジンを同社のZen、Gypsy、Esteemに取り付ける覚書をプジョーと交わしている。Hyundai Motor India(HMI)もAccentの後継車に同エンジンを取り付けることでプジョーと合意に達したと伝えられている。プジョーは1998年と1999年にMULにエンジン1万台を供給するもようで、こうしたエンジンは需要に応じて各車に取り付られる。HMIへのサプライの詳細はまだ詰められていないようだ。
PALプジョーがライセンスを保持している限り、新オーナーはMULやHMIにエンジンを供給する機会に恵まれそうだ。例えば、MULはTUD5エンジンに対する需要が増大した場合、同社は必然的にカルヤン工場の方に発注するはずだ。なぜなら、そうした方が、関税面からコスト節減になり、供給も早いからだ。
とは言え、こうした方式がエンジンの供給は個別・限定的とするプジョーの意向に反するかどうかは明らかでない。また、カルヤン工場の新オーナーが、競争を理由に、エンジン供給覚書を破棄するようプジョーに迫る可能性もある。
興味深いことに、最近の法廷審理の際にPALが同問題を取り上げている。PALは、プジョーとMULの覚書は合弁契約の競合条項に違反すると主張したが、プジョーは、同社とMULの契約は単なるエンジンの販売契約であり、新会社を設立したり、企業を合併買収する訳ではないため、合弁契約の競合条項には触れないとしている。
ライセンス契約はカルヤン工場の操業継続に決定的な意味をもつと同時に、インドにおけるプジョーのプレゼンスを示すものでもあり、観測筋は同契約を温存することはプジョーにとっても利益になるはずとしている。(IE:2/18)
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