SEAnews 1998-02-27 ArtNo.13986

【クアラルンプル】ＰＳＣインダストリーズBhd(PSCI)は子会社2社を通じてドイツ及びスウェーデン企業と新たに2件の国防産業関連合弁覚書に調印した
ＰＳＣＩのアミン・シャー副会長が25日明らかにしたところによると、ＰＳＣディフェンス・テクノロジーSdn Bhd(PSCDT)はダイムラー・ベンツ・エアロ・スペースと監視レーダー・システムの納入／据付／総合／検査／試運転に関わる覚書に調印した。払込資本等の詳細は未定。またペナン・シップビルディング＆コンストラクションSdn Bhd(PSC)はスウェーデン企業Bofor ABと400ｍｍ及び500ｍｍ砲の納入／据付／総合／検査／試運転に関わる覚書を交換、ＰＳＣは同プロジェクトに70％出資する。他の詳細は今後詰められる。
これら合弁事業の目的はマレーシア及び域内における独占的なマーケッティング／セールス／サービス権を得るとともに、技術やノーハウの移転を受け、国防産業における地歩を固めることにある。
同社は国防関連製品の外国メーカーと13件の同様な契約を目指しており、これまでに今回の2件を含め、5件の合意書が調印された。ＰＳＣＤＴは、これ以前にドイツ企業2社、ＳＴＮアトラス・エレクトロニクGmbH及びRohde & Schwarz GmbH、スイス企業Oerlikon Contravesとそれぞれ合弁契約を結んだと言う。(MBT,STAR:2/26)