NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1998-03-12 ArtNo.14145
◆<星>HDD産業成長率、今年は10%に鈍化:調査会社
【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)産業の今年の成長率は、過去数年来最低の10%に鈍化する見通しだ。
昨年のHDD出荷台数は、前年比23%増の1億3000万ユニットに達し、アナリストらは今年も18~20%の成長を予想していた。しかし先週、インテル・コープとコンパック・コンピューターが、そろって業績の悪化を予告したのを受けて、米国の市場調査会社トレンドフォーカスは月曜、これ以前に発表した13%の成長見通しを10%に下方修正した。
同社によると、10%の成長は、出荷台数が1300万~1400万台増加することを意味する。しかし既存の過剰在庫の調整だけで、この内の半ばが食われてしまう。加えてHDDメーカー、とりわけシーゲート、クアンタム、ウェスタン・デジタルの設備能力は需要を35~50%上回っており、生産計画も需要を18%(2500万ユニット)上回っている。
一方、上記のトップ3社が設備過剰に苦悩する中で、マクスター、富士通、IBM等は市場シェアの拡大を図り、設備拡張を続けている。
インテルとコンパックの今年第1四半期の業績悪化予告は、第1四半期のPC(パソコン)販売の予想以上の不振を物語っている。HDDの流通段階における在庫量はデスクトップ用が10週間分以上、サーバー用がほぼ四半期分に達しているものと見られる。
記憶装置の需要減退、各記憶装置の部品使用量の縮小、経済危機に伴うアジア市場のPC購買力低下等で、HDD産業は過去10年来最悪の調整期を迎えている。こうした市況を乗り切るためには、少なくともHDD会社5社がそのコスト構造に見直しを加え、15~20%の設備能力カット、操業の合理化、拡張投資の縮小を断行する必要があると言う。(BT:3/11)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.