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1998-03-26 ArtNo.14330
◆<馬>首相、貸出規制緩和を確認
【クアラルンプル】マレーシア政府は、国内業界の金融逼迫を解消する狙いから、昨年10月に導入した貸出規制を緩和したが、観測筋は銀行貸出活動が直ちに活発化するとは見ていない。
マハティール首相が24日の国会答弁で明らかにしたところによれば、第1級(Tier 1)銀行には、今年通年の貸出成長率を15%以内に抑制することは最早求められないが、業界全体を通じた貸出の成長は15%以内にとどめられる。
この他、インターバンク借入に対する中央銀行の保証提供、法定準備率の更に1~2%ポイントの引き下げ、外国企業の借入に対する外国銀行の貸付上限(40%)の撤廃等の措置も検討されており、中央銀行は、国民の貯蓄率引き上げ、金融逼迫の軽減、貸出金利引き下げ等に関わる施策も検討していると言う。
これは、昨年10月に導入された貸出規制が緩和されたことを公式に確認したもので、銀行業界筋によると、マレーシア当局は2週間ほど前に同方針を決定したようだ。しかしながら銀行業界は流動性不足に直面しており、景気後退で担保物件の質も低下していることから、規制が緩和されたからと言って、直ちに銀行界が貸出を積極化する可能性は少ないと言う。1987年のリセッション当時は、流動性不足は存在せず、銀行界はリセッション期間を通じてその顧客ベースを維持し、これらの顧客に事業再建のゆとりを与えることができた。しかし現在は銀行自体が流動性不足に悩んでいるため、寛大な措置にも自ずから限界があると言う。(STAR,BT,LZ:3/25)
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