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1998-04-02 ArtNo.14420
◆<馬>Ekran傘下企業、管財人の管理下に
【クアラルンプル】Ekran Bhdグループの一翼を担うウェムブリー・インダストリーズ・ホールディングズBhdが、管財人の管理下に置かれ、関係者にショックを与えている。
サラワク・タイクーンと称されるティン・ペックキイン氏の企業グループに属するウェンブリーの火曜(3/31)の発表によれば、管財人の指名はフィレオ・アライド・バンクBhdの法廷申請に基づくもののようだ。詳細は明らかでない。
消息筋によると、新進気鋭の若手ビジネスマン、Tong Kool Ong氏に率いられるフィレオ・アライド・バンクは既に1億Mドル相当の債権を回収したとされる。
Ekranが32.8%出資するウェムブリーの借入金1億8200万Mドルを含む負債総額は2億7090万Mドルで、同社の400万Mドル余の資産を遙かに上回ている。同社は1997年12月期に前年の1117万Mドルの3倍近い3118万Mドルの純損失を計上、エンジニアリング部門と不動産部門の不振が損失拡大の主因としている。
ティン氏はウェムブリーの持分を2億8450万Mドル、したがって1株6Mドルで、Tiong King Sing氏に売却を図ったが、同計画は放棄されたようだ。ちなみにウェムブリーの最後の取引価格は1株71Mセントだった。
消息筋によればウェムブリーはクアラルンプル市内における、79階建てオフィス・タワー、480室の4スター・ホテル、157室のトランジット・ホテル、300ユニットのサービス・アパート、100万平方フィートの小売りスペース等から成るプラザ・ラヤ開発事業の停頓で大きな打撃を受けた。また子会社クリフォード・インベストメントLtd(CIL)の不振な業績を巡り、CILの前オーナーと紛争も起こしていた。CILはその買収に際して1億4000万Mドルの利益が保証されたにも関わらず、実際の利益は1030万Mドルにとどまった。
アナリストは今後管財人管理や倒産事件が増えるものと予想、ウェムブリーのケースは銀行界にとっても厳しい試練の時代の幕開けを象徴するものと評している。(BT:4/1)
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