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1998-04-21　ArtNo.14634

【シンガポール】ジュネーブ拠点のコーポレート・リソーシズ・グループ(CRG)の調査によれば、域内諸国管理職の今年2月の米ドル建て給与は、日本、ベトナム、シンガポール、中国、香港を除き、ここ数年来初めて昨年同期に比べ大幅な落ち込みを見た。
下級管理職の給与については、同期に台湾では9％、インドネシアでは71％の落ち込みが見られた。また購買力もインドネシアでは28％ダウン、タイや韓国でも僅かな下降が見られ、香港では6％下降した、しかしシンガポールでは7％アップしている。
報告書はシンガポールにおいても不動産、建設、金融、小売り部門の管理職の給与は凍結、あるいはカットされる可能性があり、マレーシアやタイでは既にこうした状況が生じているとし、まだ最悪の時期には至っていないとコメントしている。(BT:4/20)

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