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1998-04-27 ArtNo.14708
◆<星>スターハブ、営業当初2年間に30%シェア目指す
【シンガポール】シンガポールの第2基本電話ライセンスを獲得したスターハブは今年9月から光ファイバー・ケーブル全国網の構築に着手する方針で、2000年までには中央ビジネス街全体をカバーするネットワークが完成する見通しだ。
先週、シンガポールにおける基本電話ライセンスを認められたスターハブには政府系コングロマリット、シンガポール・テクノロジーズ傘下のシンガポール・テクノロジーズ・テレコミュニケーションズ(STT)、公益事業会社シンガポール・パワー、NTT、ブリティッシュ・テレコムが参加、2000年4月1日からサービスを開始する。STTのリー・テンキアット社長によると、ネットワーク構築予算20億Sドルの半ばが2000年までに支出される。
今日シンガポール・テレコムのネットワークの大部分は従来の銅ケーブルで、銅ケーブルの最高データ転送速度は56kbps(キロビット毎秒)。これに対して光りファイバー・ケーブルは1万倍の転送速度を実現できる。
リー氏によると、一般家庭全てを光ファイバー・ケーブルで結ぶならコストは莫大な額にのぼるが、できるだけ広範な光ファイバー網の構築を図る。シンガポールの一部の地域では実際にこの種のネットワークを必要としている。
これにより同社は遠隔学習、テレメディシン、オンライン・エデュケーションを含むマルチメディア基本電話サービスを提供、操業開始当初2年間に20~30%のシェア獲得を目指すと言う。(ST:4/25)
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