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1998-04-28 ArtNo.14732
◆<馬>内需減退と輸入原料値上がりが丸一鋼管を挟撃
【クアラルンプル】健全なバランスシートと慎重な経営スタイルで定評のあるマルイチ・マレーシア・スチール・チューブBhdも不振な国内景気の影響を免れず、業績低迷に陥っている。
内需減退とMドル軟化に伴う輸入原料値上がりの挟撃を受ける同社の1998年度業績は第1四半期の好調で依然として2.1%の増益が見込まれるが、1999年、2000年には43%と22%の減益が予想されている。
鋼管と鋼板の製造で国内業界をリードするマルイチの第1四半期の売上は30~40%の落ち込みを見たが、他の鉄鋼会社、取り分け条鋼/棒鋼メーカーは50%前後の落ち込みを体験したものと見られる。この結果設備稼働率は1998年1月期年度の90%から現在の50~60%に下降している。
原料を100%輸入に依存するマルイチはMドル軟化に伴うコスト激増の直撃を受けており、熱間圧延コイルの国際価格の下降も、さしたる助けにはならない見通しだ。セールスが大幅に縮小している現状では、コスト増を顧客に転嫁するのも容易でない。実際のところライバルは5~10%の値下げにより売り上げの拡大を図っている 。
マルイチの純借入は1998年第4四半期の3000万~3500万Mドルから現在の1000万Mドル以下に縮小、ギアリングは3%と、極めて健全だが、需要が回復しない限り、業績の改善は期待できない。(STAR:4/27)
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