SEAnews 1995-05-05 ArtNo.1493

【シンガポール】政府系シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)の子会社Safe Enterprisesと全国労働組合会議(NTUC)傘下のＮＴＵＣクラブ・インベストメンツ(NCI)は対等出資で資本金160万ＳドルのFunpolis Asia Pte Ltdを設立、ファミリー・エンターテイメント・センターの経営に乗り出した。
ファンポリスは向こう12カ月以内にシンガポールにビデオ・ゲーム・センター4軒を設ける一方、インドネシアのビンタン島、中国の無錫等、域内市場の開拓も目指す。セイフとＮＣＩは昨年、他のパートナーも含めて家庭用品専門のミニマート“フェアプライス・ホームマート”を設立しており、今回は2度面の合弁事業。また昨年ワイワイＳＴクリエイティブ・ライフスタイルから撤退したＳＴＩＣにとっては、ビデオ・ゲーム・ビジネスへの復帰を意味する。ＳＴＩＣはこの日の発表の中で、同社はエンターテイメント・センター経営のノーハウを有し、ＮＣＩはＮＴＵＣメンバーをベースとした潜在的顧客ソースを保持すると指摘している。(ST,BT:5/4)