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1998-05-18 ArtNo.14948
◆<星>DRAM需要、8-12ヶ月で回復:AMI
【シンガポール】米国半導体機器製造会社アプライド・マテリアルズ・インク(AMI)の1998年10月期年商は、昨年並の43億~45億米ドルにとどまるものの、来年は12%程度の成長を遂げる見通しだ。
AMIのデービッド・ワン上級副社長によると、今年の市況に関しては業界全般に成長鈍化が予想されるものの、AMIのビジネスは健全で、市場シェアの拡大が見込める。同社の韓国ビジネスは縮小したが、欧州、台湾、北米は横這いを維持している。1998年10月期東南アジア売り上げは、前年の1億4000万米ドルから1億8500万米ドルに拡大が見込める。同社の過去2四半期の粗収益率は48%前後で、コスト削減と生産性の向上を通じて利益の維持を図る。
向こう8~12ヶ月の間にアジア経済は安定化し、DRAM需要は回復する見通しだ。今年の世界半導体市場は1500億米ドルに5%ほど拡大するものと見られる。同業界の今年の資本支出は1997年の390億米ドルから12%落ち込む見通しだが、1999年には10%の成長が見込まれる。
AMIのン・キムハン重役(東南アジア担当MD)によると、日本を含むアジア売り上げはは現在同社の営業額の55%を占めており、向こう3年間に同比率は65%に拡大するものと見られる。マレーシアとタイの市況の回復にもよるが、その時のアジア売り上げは4億米ドルに達する見通しと言う。(BT:5/16)
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