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1998-05-20 ArtNo.14978
◆<星>製造業、第1四半期に6.1%成長達成
【シンガポール】シンガポールの製造業は今年第1四半期に比較的堅調な6.1%の成長を達成したものの、域内金融危機に伴う国内経済全般の下降で、向こう数四半期鈍化傾向を辿る見通しだ。
通産省スポークスマンによれば、製造業の先行きは、米国及び欧州経済の動向にかかっているが、米国における電子部品の発注額の伸びは昨年第4四半期の11%から今年第1四半期の3.8%に鈍化した。とは言え米国及び欧州経済がプラス成長を続ける限り、シンガポールの製造業は短期的に比較的健全な成長を維持できるものと見られる。
加えてウエハー・ファブ、石油化学、通信事業領域における新規投資計画も製造業の成長を支えるものと予想される。第1四半期の製造業投資約定額は電子部門と石油化学を中心に20億Sドルをマーク、経済開発局(EDB)は依然として通年で85億Sドルの目標達成を目指している。EDB幹部は、一部のプロジェクトが延期される可能性もあるが、パイプが敷かれた投資プロジェクトは依然として健全なレベルを保っていると指摘した。
シンガポール製造業生産の半ばを占める電子部門は今年第1四半期に4.6%の成長を見た。半導体部門は比較対象になる昨年同期の数字が低水準だったことや米国/欧州の好需要に支えられ力強い成長を遂げた。その反面ディスク・ドライブ(HDD)部門は過剰供給に祟られ、引き続き成長の鈍化を見た。
化学部門は石油、石油化学部門の好調により第1四半期に19.6%の成長を遂げ、運輸機器部門も海事/航空工業の好調に支えられ、28%の成長を実現した。
民間のエコノミストらは製造業の通年の成長率を2~5%(昨年実績4.6%)と予想しており、某アナリストは、国際電子需要が依然として低迷しており、過剰在庫も完全に解消されていないことから、Sドル相場が10~15%軟化することが、製造業成長の鍵になると指摘した。(ST,BT,LZ:5/19)
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