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1998-05-30 ArtNo.15116
◆<星>三菱化学/三井化学、第2工場計画に近く結論
【シンガポール】三菱化学と三井化学は、域内経済の低迷に関わらず、シンガポールにおける2億米ドル余の第2プラントの建設に意欲を見せており、それぞれ数ヶ月以内に最終決定を下す方針だ。
三菱化学シンガポールのオカ氏(MD)は、「第2スチレン・モノマー(SM)プラントは第1プラントのインフラを利用でき、規模の経済性も実現できるため、世界最高の競争力を備えることになる。したがって第2プラント建設の方針に変わりはないが、問題は建設する時期」と語る。同氏によると、今回の域内経済危機でSMの需要は10~20%減退したものと見られるが、依然として大きな規模を有すると言う。
スラヤ島の総工費13億Sドルの第1プラントには、三菱化学が30%、シェルが70%出資しており、第2プラントも合弁で進めるか、三菱化学が単独で進めるかについて、両社は依然協議を続けている。オカ氏はこの点に関して合弁で進められる可能性を示唆した。
シェル幹部も、「シンガポールのプラントは世界的スケールの2分の1の規模で、経済性も実現されていない。したがって早期にワールド・スケールを実現する必要があるが、今は時期が悪い」と述べ、今年末までに判断を下す考えを明らかにした。もし実行が決まれば、予想される2001年の石油化学市況の回復の波に乗ることが目指されると言う。
一方、三井化学は、これ以前にサクラ島に建設中の6600万米ドルのビスフェノールA(BPA)工場に原料を供給する2億600万米ドルの上流部門プラントを建設する可否を6月までに決定するとしていたが、三井化学シンガポールのトキ氏(MD)は、東京本社が目下最終段階の詰めを進めており、まだ決定は下されていないと語った。トキ氏によると、経済危機に関わらずBPAの需要は増加している。しかし同社が期待した二桁成長には至っていないと言う。(BT:5/29)
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