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1998-06-05 ArtNo.15203
◆＜印度＞電力省、カウンター保証問題の早期決着目指す
【ムンバイ】中央政府電力省は、近く各州の電力局(SEB)との会議を召集、カウンター・ギャランティー問題の早期決着を図る。
消息筋によれば、これは タミールナド州における250ｍｗ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のNeyveli褐炭発電所、アンドラプラデシュ州 Visakhapatnamにおける1040ｍｗのHinduja 発電所、マハラシュトラ州Bhadravatiにおける1082ｍｗ の石炭発電所を早期着工せねばならないため。電力不足の解決を優先するインド人民党(BJP)政府はカウンター・ギャランティーの提供を認めたものの、責任額は最小限にとどめたい考えで、保証の範囲を何らかの原因で契約破棄された際における外貨建債務の返済に限定している。
ＳＥＢとの今回の会議で、電力省は、あらゆる方法を講じてプロジェクト・コストをカットするよう指示する見通しだ。こうした方法には国際競争入札の募集、設備機器の国際価格下降に伴う価格交渉等が含まれる。この他電力料金の算定基準やカウンター・ギャランティーの条件も協議される見通しだ。(IE:6/4)
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