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1998-06-13　ArtNo.15300

【シンガポール】シンガポールの地場マルチメディア企業、クリエイティブ・テクノロジーは、1998年6月期第4四半期の売上／マージンがアナリストらの予測を下回るとの見通しを発表した。
それによると第4四半期の売上は昨年同期を10％下回り、粗利益率も当初予想された30％を下回る20％台半ばにとどまる見通しだ。これは主にロー・エンド及びミッド・レーンジの2Ｄ／3Ｄグラフィック市場の値崩れに伴うもので、同市場は供給過剰からここ数週間大きな値下げ圧力を受けている。また近く発売が予定されていたサウンド・ブラスター・ライブ・システムの出荷見送りも、第4四半期の業績に影響を及ぼす見通しだ。
とは言えクリエイティブは1999年6月期の通年の業績に関しては20～30％の売上増を予想している。これにはハイエンド・グラフィック・システム、ハイクオリティー・マルチ・チャンネル・スピーカー・システムが貢献する見通しと言う。(ST,BT,LZ:6/12)

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