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1998-06-19 ArtNo.15386
◆＜印度＞バンガロール国際空港建設問題大詰めに？
【バンガロール】Ananth Kumar民間航空相は17日催された民間航空省とカルナタカ州政府代表の会議後記者会見し、国際空港がDevanahalliに建設されることだけは確かと語るとともに、当初の計画を大幅に下回る小規模な空港になる可能性を示唆した。
同相は新空港を建設するのに比べ既存空港を拡張する方が遙かに安上がりと述べ、ヒンドスタン・エアロノーティクスLtd(HAL)の国内線空港を国際空港に格上げする計画を認める可能性を指摘、また隣接する空軍基地との関係からDevanahalliに大規模な空港を建設する技術的問題も指摘した。同相は、いずれにしても国際空港の建設計画を早期に決着させる意向を表明した。ちなみに目下拡張工事中のＨＡＬ空港は、来年1月に再開されると言う。
Kumar民間航空相はまた、国内民間航空事業の改善を目指す3施策として、1）民間航空の民主化、2）運賃の合理化、3）空港／通信システムの近代化の3点を掲げ、早期にこれらの目標を達成する政府の姿勢を明らかにした。
それによると、インド航空会社の運賃を割高にする原因にもなっているエア・タービン燃料の統制価格(APM)は2001年までに段階的に廃止され、運賃の合理化も図られると言う。(TH,FDTH,IE,ET:6/18)
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