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1998-07-01 ArtNo.15538
◆<印度>ユノカル、一連のインフラ事業にUS$40億投資
【ニューデリー】米国拠点のUnocal Corporationは、向こう5年間にインドにおける石油/ガス開発、パイプライン、発電、液化天然ガス(LNG)ターミナル、港湾開発、化学肥料等のプロジェクトに40億米ドルを投資する計画だ。
Unocal Bharat Ltd(UBL)のArun Metre社長兼MDによると、これらの計画は米国の対インド制裁措置の影響を受けない。ユノカルは西(トゥルクメニスタン)、東(バングラデシュ/ミャンマー/トリプラ)、南(ポート・ターミナル)の3方面からガスの供給を受ける計画で、これら3方面からのガスはパイプラインにより、2002-2003年までにデリーに送り届けられる。ユノカルは地元や国際パートナーと提携し、これらのプロジェクトを進める。しかしながら東と西のソースに関してはなおインド政府の認可を必要とする。
ユノカルは既存Qutab鉱区の掘削の他、バングラデシュにおける探査契約の獲得を目指している。またONGCと提携しアッサム鉱区の調査を進めており、8月半ばまでに47鉱区の探査権が認められる見通しだ。深水鉱区の探査開発も計画している。最近は26%出資するHOECを通じてアッサムにおける鉱区の探査権を獲得した。
グジャラート州政府との900クローのLNG陸揚げ施設の建設交渉やタミールナド州EnnoreのLNG/発電施設の建設に関する最終段階の協議が進められている。この他、ユノカルは、デリーにおける600MW(メガワット)のバワナ発電所第2期工事に入札、カルナタカ・パワー・コーポレーションと共にバンガロール近郊Bidadiの300MWの発電所の建設を目下進めている。
ユノカルは、ハルディアにおける1500MW複合サイクル発電所や日産2350トンの肥料工場、14MMCMDの天然ガス供給パイプライン・プロジェクトを含む、総額20億米ドルの“プロジェクト・エネルギー・ルネッサンス”事業に着手している。(ET:6/30)
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