SEAnews 1995-05-11 ArtNo.1558

【クアラルンプル】エッソ・プロダクション・マレーシア・インコーポレーテッド(EPMI)は8日、天然ガス生産プラットフォームLawit A等、トレンガヌ州沖合い鉱区におけるオフショア施設建造契約10件、総額4億9400万Ｍドルをマレーシア企業6社に発注した。
6社中の4社はクアラルンプル証取(KLSE)上場企業ウェストモントBhd、ＰＳＣインダストリーズBhd、プロメットBhd、ＨＩＣＯＭ Bhdの子会社で、ウェストモントの完全子会社サバ・シップヤードには総額1億8400万Ｍドルの建造契約2件が、ＰＳＣ傘下のペナン・シップビルディング・アンド・コンストラクションには総額5710万Ｍドルの建造契約3件が、プロメット・ファブリケーターズには2680万Ｍドルの宿舎建設契約が、ハイコム・グループ所属のペトロ・パイプ・ソコサーム・コーティング社には1800万Ｍドルの表面処理工事契約が、それぞれ発注された。この他、Malmac Sdn BhdとBredero Price (M) Sdn Bhdに各1億9050万Ｍドルと1800万Ｍドルの契約が与えられた。ＥＰＭＩによると、Lawit Aは97年の稼働を目指し、今月着工される。当初生産能力は4億ＣＦＤ(立方ﾌｨｰﾄ/日)だが、最終的に6億～7億ＣＦＤに拡大される。目下4億5000万ＣＦＤの既存ジュルネ鉱区の日産量は7億5000万ＣＦＤに拡張され、双方フル操業すればＥＰＭＩの生産量は13億ＣＦＤに達する。(MBT,BT:5/9)