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1995-05-12 ArtNo.1574
◆＜馬＞ＮＤＳＢ、ルム海軍工廠拡充でパートナー物色
【クアラルンプル】ルム海軍工廠の民営化計画の受け皿となるナーバル・ドックヤードSdn Bhd(NDSB)は向こう5年間に進める1億5000万Ｍドルの改修・拡張工事に充当する2000万～3000万Ｍドルの資金を拠出するパートナーを物色している。
海軍工廠の経営権取得を目指すコンソーシアムに40％出資するペナン・シップビルディング・アンド・コンストラクションSdn Bhd(PSC)のアミン・シャー副会長によれば、海軍工廠の高度な機密性が原因で契約交渉が難航していたが、民営化の最終契約は近く調印される見通しだ。56億Ｍドルと見積もられるマレーシア海軍の巡視艇27隻の建造計画(OPVS)の主要工事を引き受ける上からもドックの改修は不可欠と言う。目下海軍当局はＯＰＶＳ入札者の最終選考を進めており、落札者が決まった段階で、ＮＤＳＢは落札者との交渉を開始する。当初同社は外国企業の技術支援の下に設計・施工を行うが、将来は第3世界の5000重量トン・クラスの巡視艇建造契約の獲得を目指す。さらに大型な船舶を建造する際には一層の拡張が必要だが、ＮＤＳＢは当面小型船舶をターゲットとしていく。ＯＰＶＳは向こう15年間にわたり、ＮＤＳＢのビジネスの50％に貢献する見通しだ。しかし最終的にはＮＤＳＢは域内の主要な造修船工場になることを目指すと言う。(MBT:5/9,BT:5/10)
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