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1998-07-20 ArtNo.15775
◆<馬>首相、地元マスコミ人事への圧力否定
【クアラルンプル】マハティール首相は18日、マレー語日刊紙ウトゥサン・ムラユのジョハン・ジャアファル編集長が政治的圧力を受けて辞職したとの説を否定した。
この日、ウトゥサン・ムラユ紙の印刷工場開所式に出席後マスコミのインタビューに応じた首相は、「それは外国マスコミが言いそうなことだが、外国のマスコミが何を報じようと重要ではない」、「彼が編集長に就任した際も政治的背景が云々されたが、今や辞任した」、「誰にしろ来る者は何時か去るものである」等と述べた。
関係報道に与党統一マレー国民組織(UMNO)幹部の言が引用されたことに関して首相は、「党内の一部の不満分子が外国通信社にそのようなことを告げたものと見られるが、全ての党員がそのように考えている訳ではない」と指摘した。
首相はまた地元メディアの態度に触れ、「ウトゥサンは過去には民族主義的主張を掲げ、国民をリードする役割を担ったが、今では我々が多少政府に有利な発言をすれば、恰も犯罪を犯したかのような報道をする」と苦情を述べた。
一方、この日はニュー・ストレーツ・タイムズ・グループに属するマレーシア最大の日刊紙ブリタ・ハリアンのナズリ・アブドラ編集長も辞職した。アンワル副首相との親密な関係が伝えられるナズリ氏は、昨年12月に紙上に掲げた論評を巡りUMNO指導部の批判を受け、マハティール首相に謝罪した経緯がある。しかしナズリ氏はニュー・ストレーツ・タイムズの親会社マレーシアン・リソーシズ・コープBhd(MRCB)の取締役から常務取締役に昇格、ニュー・ストレーツ・タイムズ・グループの取締役のポストも維持している。ちなみに、ウトゥサン・ムラユのジョハン氏の問題の論評もマハティール首相を標的にしたものと言われる。
他方ニュー・ストレート・タイムズのグループ編集長にはカディル・ジャシン同紙編集長が昇格、カディル氏の後任にはアブドル・ダリ氏が就任した。
先週火曜、ジョハン氏がウトゥサン・ムラユ編集長を辞職して以来、さらに多くのマスコミ関係者が辞職を強いられるとの噂が伝えられていた。(LZ,STAR:7/19)
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