SEAnews 1995-05-16 ArtNo.1597

【シンガポール】6月の車両所有権(COE)価格は貨物車／バスを除き、ほぼ全面的に値上がり、3カ月連続の上昇を記録した。
値上がり幅は中型車の2958Ｓドルからオープン・カテゴリーの1万5098Ｓドルと、特に1600ＣＣ以上の車種で顕著となっている。各車種の落札価格は以下の通り。小型2万7846Ｓドル、中型4万6046Ｓドル、大型7万1510Ｓドル、超大型7万5002Ｓドル、貨物車／バス2万7520Ｓドル、モーターサイクル2502Ｓドル、オープン7万8098Ｓドル。大型車用ＣＯＥは、ベンツの人気に支えられており、2月に発売されたマスターピースが発注者全てに引渡されるには数カ月を要する見通しだ。また業界筋は、中型車市場の鎮静は一時的なもので、スズキ、現代、トヨタ、日産、ホンダ各社が新モデルを揃えていることから、値下がりする気配はないとしている。一方、商業車のＣＯＥ価格は、過去3カ月2万7000ドルから3万ドルと台を推移、安定した動きを見せている。(ST,LZ:5/14)