|
1995-05-16 ArtNo.1598
◆＜星＞ホテル業界、３月の客室稼働率９０．５％：通産相
【シンガポール】シンガポールのホテル業界は、今年3月には90.5％の客室稼働率を達成した。
ヨー・チュートン通産相が12日に催されたトレーダーズ・ホテル及びタングリン・モールのオープニング式典で語ったところによると、昨年シンガポールを訪れた旅行者は630万人を数え、通年の平均客室稼働率は86.6％だった。1997年末までに、シンガポールのホテル総数は113軒3万5000室と、昨年末の時点に比べ11％増加する見込みだ。現在ホテル業界では32000人が就業しているが、競争激化と労働力不足は更に深刻化する見通しのため、作業の自動化や、主婦／定年退職者等のパート雇用を図る必要がある。シャングリラが運営するビジネスマンを主要な客筋とするトレーダーズホテル(543室)は、コインランドリーや自動販売機による省力化、コンピュータシステムによる客室や顧客個人情報の管理が図られていると言う。(ST,BT,LZ:5/13)
|