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1998-08-06 ArtNo.15996
◆ハビビ大統領談話、<星・印尼>関係の亀裂確認
【ジャカルタ】最近、エーシアン・ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに応じたインドネシアのハビビ大統領は、「“困った時の友こそ真の友”と言うが、シンガポールはそうしたフィーリングを自分に感じさせない」と、シンガポールに対する不信感を改めて確認した。
ハビビ大統領は、米国、日本、豪州、中国、マレーシア、ドイツなどは、積極的に支援の手を差し伸べてくれたが、シンガポールは逆にマイナスの面で積極的な役割を演じ、自分を困惑させたと付言した。
ハビビ氏の側近によると、シンガポールのリー・クアンユー上級相の今年2月の談話がハビビ大統領の感情を酷く害し、それ以来大統領はシンガポールに対する不信感を捨てていないと言う。リー上級相は、スハルト当時大統領のハビビ氏を暗示する副大統領人選談話が金融市場を不安に陥れたが、もし正式発表された副大統領候補がこうした不安を解消できないなら、ルピアの一層の暴落を招くだろうと語っていた。
ハビビ氏は「自分は譬え敵であっても、他人を中傷するようなことはしない」と繰り返し、さらに5月21日の大統領就任当時多くの国が即日祝賀の意を表明したのに、シンガポールは6月近くなってやっと祝電を寄せたと不満を述べた。しかしハビビ氏は、その後続けて「自分は多くのシンガポーリアンの友人が有り、シンガポーリアンは勤勉な国民だ。自分はシンガポールを害するような態度を採る考えはない」と付言した。
ジャカルタの複数の政界アナリストは、インドネシアとシンガポールは信頼関係を再構築する必要があると指摘する。経済金融開発研究所(IDEF)のディディ・ラフビニ所長は、シンガポールのアナリストや市場関係者なども理解に欠けるコメントをする場合があり、信頼関係の発展は政界だけでなく、あらゆるレベルで必要と指摘した。(ST,BT,LZ:8/5)
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