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1998-08-22 ArtNo.16191
◆＜星＞ナットスチール・ブロードウェイ、半期に３３％増益達成
【シンガポール】製造拠点を中国に設け電子製品用プラスチック・金属部品等の契約生産を手がけいるナットスチール・ブロードウェイは6月30日締め上半期に49％増の8040万Ｓドルの売上と、33％増の897万Ｓドルの純益を計上した。
純益の10～15％は同社ビジネスに関わる主要通貨に対するＳドルの軟化に伴って派生した。税引き前利益で見るとプラスチック／金属部門が34％、モールド・ファブリケーション部門が77.5％、それぞれアップしたが、アセンブリー部門は2.3％の下降を見た。
マージンは昨年通年の15.8％から12.7％に縮小した。特にアセンブリー部門はアセンブリー・プラントの再編、プリント基板ビジネスの拡張に伴う試運転コスト等で、14.2ポイント・ダウンした。価格の下方圧力が強まったにも関わらず、他の2部門のマージンは維持された。
同社は上半期には事業拡張に2140万Ｓドルを投じたが、下半期には1700万Ｓドルの投資を予定している。
10月の受注は既にフルで、加えて中国における電子製造関連アウトソーシング・ビジネスの拡大、再編計画の完了等から下半期には一層の好業績が見込めると言う。(BT:8/21)
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