SEAnews 1998-09-28 ArtNo.16664

【シンガポール】ＩＢＭはシンガポール・ワンが提供する可能性を利用して各種アプリケーションを開発するため、エンジニアリング・テクノロジー・センター(ETC)をシンガポールに開設した。
ＩＢＭシンガポールのアン・ミアブン重役(MD)が26日催されたＭＤ就任式の席上語ったところによると、ＥＴＣはＩＢＭの広帯域ネットワーク・ソルーション領域における経験／ノーハウを活用し、先端技術を開発する。ＩＢＭは、ＥＴＣの新事業に関して近く国家コンピューター局(NCB)と共同発表を行う。
一方、ＩＢＭシンガポールのＭＤからＩＢＭグローバル・サービスのアジア太平洋地域主任に異動したローレンス・ウィー氏によると、ＩＢＭは、シンガポール・ワンが提供するユニークなインフラストラクチャー上での基礎技術の運用に努める。
アン氏によると、ＥＴＣは技術の進歩とその市場投入の時間的ギャップを縮める役割も担うと言う。(ST:9/27)