SEAnews 1998-10-17 ArtNo.16935

【ムンバイ】韓国企業Daewoo Electronics Company(DEC)はインドを域内の製造拠点と研究開発(R&D)拠点にする計画だ。
ＤＥＣのJ.B.Chun社長兼CEOによると、同社と地元のAnchor Electronics and Electrical Ltdの76：24の合弁会社Daewoo Anchor Electronics Ltd (DAEL)がPune近郊Ranjangaonに設けた製造拠点は来月、Noidaに設けた工場は来年第1四半期に、それぞれ操業を開始する。
Pune工場では冷蔵庫と洗濯機を年間各10万台製造、その後電子オーブン、エアコン、電気掃除機等の製造も手がける。Noida工場では初年度にカラーＴＶが20万台製造される。これまでに192クローが投じられており、第2期工事でさらに164クローが追加投資される。
ＤＡＥＬの1997／98年度売上は4685万米ドルで、2000年までに年商2億2500万米ドル達成を目指す。昨年の営業額の55％がカラーＴＶ、38％が冷蔵庫、7％が洗濯機となっている。1998年の市場シェアはカラーＴＶ4％、冷蔵庫45％、洗濯機0.8％、電子オーブン15.8％となっている。
ＤＡＥＬは、カラーＴＶとオーディオ機器の潜在性に注目しており、後者の2000年の市場シェアは14％が見込まれると言う。(THBL,IE:10/16)