SEAnews 1998-10-31 ArtNo.17102

【ムンバイ】インドの主要な自動二輪車メーカー、ＴＶＳスズキLtdは今年度中に250クローの投資を予定、内170クローは既にマイソール近郊の新工場に投じられ、残りの80クローは設備近代化や品質改善等に当てられる。
今月初めに4ストローク・スクーターを売出し、年間140万台のスクーター市場への参入を果たしたＴＶＳスズキの新工場では、4ストローク・エンジン搭載のスクーターやスクーティーが製造される。4ストロークのモーターサイクルは1999年6月に発売され、その後4ストロークのスクーティーも市場に投入される。
ベルト駆動自動変速の4ストローク・スクーターも来年初に市場に投入される。2000年に発効する新環境基準に応じ、新モデルは全て4ストローク・エンジンが搭載され、既存モデルには、排ガス触媒コンバーターが据え付けられる。
Ｈｏｓｕｒの既存工場は目下年間75万台を製造しているが、新モデル製造のためのアップグレードが行われる。またマイソールの既存プラントは目下年間15万台のスクーターを製造しているが、50～60クローを投じて製造能力を年間50万台に拡張すると言う。(ET:10/30)