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1998-11-03 ArtNo.17123
◆<星>IBM、メインフレーム販促に注力
【シンガポール】IBMは先週、アジア太平洋地域におけるS/390メインフレームの販売拡大を目指し、様々な新戦略を打ち出した。
これらにはASEAN地域をターゲットにしたメインフレーム・ソフトウェアの新価格体系、中規模企業をターゲットにした“ベビー”メインフレーム、1000MIPS(100万インストラクション毎秒)テクノロジーの限界を突破したパワーアップ・トップ・エンド・マシーンの投入が含まれる。
IBMは向こう18ヶ月間に、中規模企業を対象にした使用量ベースのソフトウェア価格パッケージと、トップ・エンド・パラレルSysplex S/390サーバーを用いる大企業をターゲットにしたメインフレームのキャパシティー利用度に基づくソフトウェア価格パッケージをオファーする。使用量ベースのパッケージはこれまでに比べ20%ほど割安になるため、経済危機最中のASEAN地域のS/390顧客には福音と言える。
さらに“Nage(New Application Growth Environment)”と称するパッケージは、S/390ハードウェア、ソフトウェア、サービス、リーシングから成り、電子取引、ERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)、ビジネス・インテリジェンス、サーバー・コンソリデーション、プリント・ワークロード等の特殊用途アプリケーションを必要とする顧客にメリットがある。
またベビーを愛称とする新製品、S/390インテグレーテッド・サーバーは全てのメインフレーム機能を備えた中規模企業向けマシーンで、S/390シリーズの中では最も小型。S/390ベースの全てのアプリケーションの他、ユニックス・ベースのアプリケーションにも対応している。今月からASEAN地域で売り出される同モデルは、典型的コンフィギュレーションの場合23万Sドルだが、今年内は13万7000Sドルの特価でオファーされる。
一方、S/390G5パラレル・エンタープライズ・サーバーは1000MIPSの壁を突破し、目下のところ世界最高速。周辺機器やソフトウェア、ネットワーキング等をセットにした価格は1000万Sドルから。既にシティバンクは同機種を導入しているという。
市場調査会社IDCのレポートによると、アジア太平洋地域の主要12市場における今年上半期のサーバー売り上げは16億米ドルと、昨年同期を4億米ドル以上下回った。サーバーのシェアではIBMは昨年同期の25%から29%に拡大し、トップの座を維持、ヒューレト・パッカードが20%、コンパックが20%、サンが11%、その他が20%を占めた。しかしサーバーのタイプで見ると、OS/390の市場シェアは昨年同期の9.9%から9.3%に後退、ユニックスの49%、WinNTの15%、OS/400の10%に続き4位、またその他が17%を占めた。(BT:11/2)
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