|
1998-11-19 ArtNo.17339
◆＜馬＞英系化学建材会社Ｆｏｓｒｏｃ、地域本部設置
【シャーアラム】英国拠点の化学建材サプライヤー、Fosroc Ltdはマレーシアに地域本部を設けるとともに、国際技術開発研究センターを設置する方針を決めた。
Fosroc International Ltdのクリス・ベネット南アジア担当取締役が17日語ったところによると、FosrocはBurmah Castrolグループ化学部門の一員で、創業以来34年を迎えるFosroc Sdn Bhdはマレーシア最大の化学建材サプライヤーとなっている。
Fosroc Sdn Bhdは昨年はペトロナス・ツイン・タワーやＫＬインターナショナル・エアポートにその製品を納入、営業額は6950万Ｍドル、税引き前利益は1280万Ｍドルをマークした。域内やマレーシア国内の建設市況の不振で同社の営業額は縮小を強いられたが、投資収益率は依然良好である。
建設業は不況の影響を最初に受け、また最初に不況から抜け出す傾向がある。東南アジアの需要は来年第1四半期一杯下降し続ける見通しだが、その後18～24ヶ月間に回復に転じるものと見られる。東南アジアの建設業はこれまでにほぼ50％ダウンしたと言う。(STAR:11/18)
|