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1998-11-25　ArtNo.17416

【クアラルンプル】マハティール首相は23日、クアラルンプル証取(KLSE)の総合株価指数が近く600点の大台を突破するものと予想、投資家に売り急ぎせぬようアドバイスした。
この日マレーシア中華大会堂連合総会の代表20人と会見した首相によると、1米ドル＝3.8Ｍドルの固定相場を導入して以来、Ｍドルは安定／強化しており、既に1米ドル＝3.50Ｍドルの実力を回復したとも見られるが、政府は安易にレートを調整しない。
当初の200点台から400点に回復したＫＬＳＥ総合指数が、600点に達するのも時間の問題で、来年は国内総生産(GDP)も成長基調を回復する見通しだ。
通貨管制を導入して以来シンガポールから320億Ｍドルの資金が環流、銀行界は住宅不動産市場への融資を行う十分な流動性を確保している。首相は、席上、政府は国内経済を全面的に掌握していると自信を表明した。(LZ:11/24)

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